アメリカの対北朝鮮政策のとりくみ
アメリカ国防部は北朝鮮の核・ミサイル開発が東北アジアはもちろんでアメリカに漸増する直接的威嚇になっていると4日(現地時間)明らかにした。 国防部は中国の軍事力現代化などを取り上げ論じてアジアにアメリカ軍事力を増強させる‘アジア再均衡’戦略を持続する方針であることを再確認した。 国防部は今後4年間アメリカの全般的な国防政策の方向を規定する‘4ヶ年国防検討報告書’(QDR)にこのような内容を入れた。
国防部は“この報告からはオバマ大統領が発表した‘2012年国防戦略指針’に基づいたこと”としながら“アジア・太平洋重視、ヨーロッパ・中東地域の安保約束維持、暴力的極端主義・テロ威嚇に対するグローバル対応維持などに優先順位を置いている”と明らかにした。 この報告からは国際安保環境を診断する部分で真っ先にアジア・太平洋地域で古くなった領土紛争が紛らわしい競争をそそのかしたり衝突に発展する危険が大きくなったと評価した。 特に急速で包括的な中国の軍事力現代化が続く状況を憂慮した。
これと共に報告書は“北朝鮮の長距離ミサイルと核兵器追求のような大量破壊武器(WMD)プログラムが韓半島と東北アジアの平和と安定に重大な威嚇になっていてアメリカにも漸増する直接的威嚇になっている”と明らかにした。 報告書は国防部が追求する3台戦略的目標にアメリカ本土防衛とグローバル安保増進、国防力闘士および決定的勝利を設定してこれを達成する具体的な戦略を提示した。 まず本土防衛分野で報告書は北朝鮮とイランの弾道ミサイル技術進展がアメリカ本土防御に増加する威嚇になっているとしミサイル防御(MD)力量を強化する方針を表明した。 具体的にアメリカ内地上発射ミサイル迎撃機(GBI)を30個から44個に増やす一方、同盟国と地域ミサイル防御力量を強化すると明らかにした。
グローバル安保増進分野ではアジア再均衡を初めての戦略で提示して韓国・オーストラリア・日本・フィリピン・タイと安保同盟を強化すると明らかにした。 特に報告書は“東北アジアで丈夫な位置づけを維持してオーストラリア・東南アジア・インド洋で米軍駐留を増大するだろう”と話した。 報告書はグアム地域に海・空軍力を増強する一方で、アジア・太平洋地域に情報・監視・偵察(ISR)資産を追加配置する方案も提示した。 報告書は“2個の戦争(イラク・アフガニスタン)に関与した去る10年間にも米軍は韓半島と東北アジアに相当な駐屯軍を維持した”として“2個の戦争の終結はこれら戦争に割り当てられた軍隊が過去の駐屯地に復帰が可能になるということを意味してその中でアジアが多くの部分を占めるだろう”と明らかにした。
報告書は‘軍事力闘士および決定的勝利’というのは、先に敵の攻撃を抑制してこれが失敗すれば攻撃を断行した国家に断固として勝利する戦略を追求するということを意味すると説明した。 報告書は北朝鮮と関連して“北朝鮮は引き続きアメリカに反する理解を追求している”として“米軍は北朝鮮の挑発を抑制して防御しようと韓国軍と緊密な共助を持続するだろう”と明らかにした。